オリンピックで3大会ぶりのソフトボール

オリンピックの中でも日本人に人気のある競技として知られている野球とソフトボールですが、ソフトボールは2012年に行われたリオオリンピック以来実に3大会ぶりに、2020年に行われる東京オリンピックに実施種目として選ばれました。

女子ソフトボール日本代表チームは、2008年に行われた北京オリンピックで金メダルを獲得するほど強いチームです。オリンピック競技から除外されている期間であっても日本代表チームは、世界大会で42年ぶりに優勝をするなど、その実力を保ちながら更なる成長を遂げてきました。

キャッチャー

オリンピック競技から外れたここまでの道のりを、選手やそれを支える監督などはどのような気持ちを抱き、前に進んでいたのでしょうか。3大会ぶり、という言葉は近くもあり長い時間の経過を物語ります。

過去にオリンピックに出場した経験のある選手が、今も現役でいる一方でその間に重ねた年齢は、現役選手を続けるには並々ならぬ努力とオリンピックへの思いが伺えます。また日本代表選手候補の中には、オリンピックの狭間といわれる20代後半から30代前半の選手や、オリンピックを知らない高校生選手など幅広い世代があげられています。

様々な思いを胸に抱き、同じ目標を目指し戦う選手たちにとって、きっと多くの声援は何ものにもかえがたい力になるでしょう。